Panasonic CM602 は、パナソニック株式会社が開発したチップマウンターで、主に表面実装技術 (SMT) 生産に使用されます。
基本パラメータとパフォーマンス
装置サイズ:W2350×D2690×H1430mm
電源: 三相200/220/380/400/420/480V、50/60Hz、4KVA
空気圧: 0.49-0.78MPa、170L/分
パッチ速度: 最大 100,000 チップ/時間 (CPH100,000)、シングル パッチ ヘッド速度は 25,000 チップ/時間 (CPH25,000) に達します。
パッチ精度: ±40 μm/チップ (Cpk ≥1)、±35 μm/QFP ≥24 mm、±50 μm/QFP <24 mm
部品サイズ: 0402チップ*5 ~ L 12 mm × W 12 mm × T 6.5 mm、L 100 mm × W 90 mm × T 25 mm
技術的特徴と応用分野
モジュラー設計: CM602 は CM402 のモジュールを使用し、12 個のノズルと直接吸引トレイを備えた高速ヘッドを追加することで、モジュールの組み合わせを最大 10 通りにし、さまざまな生産ニーズに対応します。
高速・低振動設計:XY軸の動きは高速・低振動設計を採用し、高速移動時の設備の安定性を確保します。
リニアモーターの冷却設計:リニアモーターは新しい冷却設計を採用し、高速移動時のモーターの動作効率を確保します。
幅広い応用分野: CM602 は、ノートパソコン、MP4、携帯電話、デジタル製品、自動車用電子機器などのハイエンド業界で広く使用されており、柔軟な組み合わせ、安定した生産、優れたコストパフォーマンスにより、お客様から深く愛されています。
市場ポジショニングとユーザー評価
パナソニック CM602 は、市場ではハイエンドの実装機として位置付けられています。高速、高精度の性能とモジュール設計により、現代の SMT 生産の高度な要件を満たしています。ユーザー評価では、一般的に動作が安定しており、メンテナンスが容易で、大規模な生産ニーズに適していると考えられています。